本当ならアポイに登っているはずでした。
2日前から嫁、子供が39度の発熱で風邪のようです。
私も余波を受け、熱はないもののおなかの調子が悪く、何時下痢をしてもおかしくない感じです。
この体調で片道2時間のドライブ+2時間の登山はさすがに無茶だと判断して、
近場の季節の進み具合を観察することにしました。

音更町の林道を散策することにしました。
いきなり出迎えてくれたのは広角で撮りたかったミヤマカラスアゲハでした。
しかし接近はきわめて困難です!
気配を感じると直ぐに逃げます。チャマダラの方が簡単かもしれません。チャマは保護色なのでじっとして動かない事も少なくありませんでした。
アゲハは違います。何度逃げられたか。
ついには愛想の良い♂がやってきました。
綺麗でしょう!
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側面から大胆に接近してみました。
こんな風に白帯の広い個体が綺麗なように思います。
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♀も複数目撃できました。
こちらはマクロで。
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ツバメシジミも♀が飛んでいました。
広角で撮影です。ブルーが上手く写せません。
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マクロに変えました。今度はブルーが表現できていると思います。
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アカマダラはまだ比較的綺麗な個体が見られましたが、サカハチチョウが出た来ましたので、もうすぐ終わりの時期です。
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おっと、コミスジも出ていました。北海道のコミスジは白帯が広く一寸違った感じです。私ととても好きです。
どうにか協力してくれました。
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ヤマキマダラヒカゲもそこそこ飛んでいます。
こちらは非協力的ですが、吸水に来たこの♂が撮らせてくれました。
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4月に何度か積雪がありいつもより遅い春になったのですが、このところの高い気温で一気に季節が進んでいるようです。
あっという間に本州の初夏に追いついてきたように感じます。
アサマ(イシダ)の話もあるのですが、後日にしましょう。

6/4訂正
サトと書いていましたが主脈の太さからヤマであろうとご指摘有りましたので訂正しています。
なお、一般にヤマの方がサトより発生が早いそうです、混生地では。