2006年06月

カバイロの♀

カバイロシジミ、北海道のシジミでは大型でブルーが綺麗です。
♂の羽化仕立ては何ともいえない色彩です。
シジミの世界では大抵は♂が綺麗で♀は地味な色彩なのですが、
カバイロの♀はちょっと違いますよ。
昨日、河川敷でウスバを撮っていたら日光浴中のブルーが目にはりました。
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何だろうと近づくと、カバイロ姫でした。頭の中には何らかの♂しかありませんでした。
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「ブルーが綺麗にのった♀がいるんだった」
突然の出会いに拍子抜けしました。それにまだまだこれから発生と思っていましたから。
とにかくゆっくり相手をしてもらいました。
嫁がマクロで撮った物。
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ウスバシロ

昨日はヒメウスバの飛翔を出したので今日は流れからウスバシロにしては当たり前すぎる。
違う物狙いでリンゴ、イシダを捜したが、うーんどうしたのか、見あたらない。
思った以上に天候不順が響いているようだ。
リンゴは出始めたらしいが来週の方が良さそうだ。
イシダに関しては目撃情報がまだない。しかも今日は衝撃的事実を知った。これは後日にしよう。
近場をあちこちと動いた割には成果は乏しく、やっぱりウスバを出すしかない。
特産種を期待した方々には申し訳ない。

北海道全体からするとヒメウスバの分布が広い。ウスバは限られた場所のみ見られる。混生地もある。
このウスバだが最近分布を広げヒメウスバを駆逐しているらしい。これも温暖化のせいか?
昨年はウスバの写真を撮れなかったので、今日は聞いていた場所へ行ってみた。
芽室町だ。
着くなり飛んでいた。午前の早めに行ったのに留まってくれない。
飛翔に挑戦。ノートリミング。
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追っかけしていたら陽が陰ってきてイタドリに静止した。
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その後、あちらこちらと移動したが端境期なのぱっとした収穫なし。
午前の部の最後として別の公園へ。
こちらも遊歩道が付いている。
歩くと直ぐにゆったりと飛ぶヒメウスバらしき影。
居てもおかしくないなあ、と思いながら飛翔写真を撮った。
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どうもウスバのようだ。ここにウスバ居たんだ!
ちょっと驚きだ。
切られたフキの葉に静止したので撮影。
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ウスバ三昧になってしまった。

本当はシロオビヒメの飛翔、カバイロの♀などまだあるのだか、週末までのネタとしよう。
この週末は大雪の予定。家族で登る。バキは出ているようだ。

ヒメウスバの飛翔

今日は午前中仕事だった。
昼からのヒメウスバを狙ってみた。
予報が外れて陽が差しているために写真は難しそうだ。
音更町のポイント到着。
ヒメウスバが飛んでいるが、予想通りでいくら後を追いかけてもまったく留まってくれない。
もう30分は後を追っただろうか、静止写真をきっぱり諦めて飛翔へ切り替えた。
少しは良さそうなのが出来たのでノートリミングで出してみた。
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別の個体。
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さすがに疲れたのか木陰で小休止した。
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じっと飛んでいる後を追いかけて面白いことに気づいた。
(1)タンポポの綿帽子など白い物を見つけるとスクランブルをかける。
♀と間違えているのか? 道路標識の鉄柱(白く塗ってある)にスクランブルかけて地面まで鉄柱に沿って降りていった♂もいた。
(2)寝床は樹上か?
途中で暗くなってきて雨が降りそうになったら、次々に樹上へ上がっていった。2-3mではなく10mは登ったと思う。見失うくらいだった。その後、陽が差してきたらまた樹上から滑空して降りてきた。
再度、暗くなり出したらまた上昇。
今回はヒメウスバの勘が当たったのか、夕立が来た。

カラスアゲハ

この前の日曜の撮影分として最後になります。
足寄からの帰りに寄り道して音更の林道を少し歩きました。
曇りで気温が低くなったために蝶相が殆どななしです。
その中で唯一楽しませてくれたのがカラスの♀でした。
盛んに吸蜜しますがあわただしいため落ち着いての撮影は出来ませんでした。
広角ではこれが限界でした。これ以上だと逃げ回ります。
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マクロに切り替え。
じっとしないのでぶれています。曇りでシャッタースピードも上げられませんし。
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粘っていると静止を撮るチャンスがありました。
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残念ながら♂を見ていません。
また、集団吸水も見られません。曇りで仕方ないです。

そろそろ帰ろうかと最後の伐採地を調べました。
もしかするとここにカラフトヒョウモンがと思ったからですが、真偽のほどは不明です。気温も下がって蝶が飛んでません。
そのなかで嫁が撮っていました。ツツジで吸蜜中のミヤカラです。
綺麗ですね、やっぱり。
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先週の写真はだいたい全てを紹介したことになります。
さて、明日はどうしようか?

嫁が撮影したもの

同じ日に嫁が撮影したその他を紹介しよう。

ちょっとこれは恥ずかしいが、撮影風景。
いつも撮ることに熱中しているので自分では意識した事が無い自分の姿。
普通の格好だからまあ、いいか。
市街地で匍蔔前進なんかしていたら、余りにも異様ですし。
カラフトを狙っていて、これからもっと接近するところ。
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ベニシジミの開翅写真。普通種だけどとても綺麗。ボケもそこそこありよろしいかも。ちょっと珍しければ相当の人気者のはず。
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翅を自慢するカラタカ。自分の撮影ではないがお気に入りの一枚。
羽化から時間が経過しているらしく、金色の輝きがないのが残念だ。
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汗に来たヤマキマ。この1頭はどう揺すっても逃げなかった。
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最後はどうやらウスバのようだ。
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ここに居るのはヒメウスバとばかり思っていたが、この写真はウスバの♂。混生地か?
もう一度確認の必要があるが、週末待機で行けそうにない。来週以降に確認出来ればよいが。
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